2023.06.08

修繕工事の見積、選定支援サービスの「スマート修繕」(DeNAグループ)と提携に関するお知らせ

管理から修繕までまとめて効率化!低コスト化を実現!

イノベリオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:安藤 康司。以下「当社」)は、マンションやビルなど大型建物の共用部の修繕工事の見積、選定支援サービス「スマート修繕」を運営する、株式会社スマート修繕(本社:東京都渋谷区、代表取締役:豊田 賢治郎)と提携を開始しました。

■提携内容について

マンションの運営には「管理」と「修繕」の両方の機能が求められます。

「管理」面を当社が運営する、三菱地所グループにて50年にわたり培ったマンション管理のノウハウを集約したマンション管理アプリである「KURASEL(クラセル)」が、「修繕」面を「スマート修繕」(DeNAグループ)が担うことで、マンション管理組合の幅広いニーズに、ワンストップで対応することを目指します。

具体的取り組みとしては、先ずは相互送客から開始し、今後は各社のサービスのシステムにもう1社のサービスを組み込んでいくこと検討してまいります。

イノベリオス株式会社 代表取締役社長 安藤康司

国土交通省の調査によりますと、2021年末時点で築40年以上のマンションは全国で約115万戸存在し、この数は10年で2倍に、20年で3.6倍になると見込まれています。築古のマンションにおいては、適切な修繕を適切な時期に行い、マンション老朽化させないことが特に重要となります。修繕を適切に行うためには当然ながら管理組合の資金の確保が必要です。クラセルを活用して「管理費」を抑え、スマート修繕を活用して「修繕積立金」を有効に使うことが可能になることから、両社の提供するサービスは非常に親和性が高いと考えています。

株式会社スマート修繕 代表取締役社長 豊田賢治郎氏

近年、修繕積立金の問題(積立金の不足、所有者の支払い能力の低下)を抱える築古マンションが年々増加する中、人手不足や資材費の上昇を背景とした建築費の高騰が進行しています。これらはマンションの修繕不全、廃墟化などの社会問題につながっていく由々しき事態であると考えております。

これら事態を改善すべく、ITや仕組み化の力により省人化、効率化、低コスト化を実現する管理領域の「クラセル」と修繕領域の「スマート修繕」が提携いたします。

この提携が、マンションの明るい未来に少しでも貢献できるよう、共に励んで参ります。

■「スマート修繕」について

代表の豊田氏がDeNA在籍時、自身マンションの理事長を2年間つとめた際に感じた問題意識を背景に立ち上げた、マンションやビルなど大型建物の共用部の修繕工事の見積、選定支援サービスとなります。見積、選定支援サービスの他に、建物の劣化状況の調査、修繕工事の要否を診断する「工事ありきでない」建物診断のサービスも行っています。また、クリーンな管理会社である「クローバー管理」「クローバーコミュニティ」、大手マンション管理士事務所である「株式会社メルすみごこち事務所」とパートナーシッププログラム「クリーン同盟」を展開しています。

スマート修繕の詳細についてはこちら:サービス紹介サイト